世界中の「サンタクロース」まとめてみた。【雑学】
クリスマスシーズンということで。サンタクロースと言えば、赤い帽子に白いヒゲ、トナカイとそりに乗ってプレゼントを届けにやってくる優しいおじさん─。そんなイメージをしてしまいます。ですが、世界各国を見るとそれぞれの風土や歴史が結びついた独特のサンタさんがやってくるようだ。
🎅サンタクロースの起源
昔、トルコに実在した聖人、聖ニコラウスがモデル。
貧しい人々を助ける庶民の味方として親しまれていた。貧困のため身売りしようとした娘の家の煙突へ金貨を投げ入れて、その一家を救ったという伝説から、サンタクロース・ストーリーが始まった。
🎅世界のサンタさん
・イギリス
・ドイツ
・ロシア
・オランダ
・イタリア
・南半球
ほとんどがヨーロッパ諸国
スウェーデンのサンタさん
トムテ
深い森に住む細身の妖精、トムテ。夜中にこっそりと家畜の世話をするなどして農場で働く人を助けてくれる。人々はその感謝の気持ちを込めてトムテの好物のミルクで煮込んだおかゆなどを置いておく。機嫌を損ねると、病気や不幸をもたらす。
イギリスのサンタさん
緑色の長いオーバーを着て、ヒイラギやツタでできた冠をかぶっている。古代ローマの冬至祭を受け継いで、クリスマス頃に盛大に開かれていた大宴会で司会を務めた道化役が始まりとされる。北欧のサンタクロースとは起源が異なる。
ドイツのサンタさん
聖ニコラウス
貧しい人々を助けた伝説の聖人。12月6日にやってきて良い子にプレゼントを与える。サンタクロースの起源とされ、子どもは靴や靴下を用意してお菓子を入れてもらう。ドイツでは6日と24日の2回、プレゼントをもらえる。
ロシアのサンタさん
マロースじいさん
大みそかから元旦にかけて孫娘のスネグーラチカ(雪娘)と一緒にトロイカ(3頭立ての馬車)に乗ってプレゼントを届けてくれる、といわれる。ロシアでは旧暦で祝うため年明けの1月7日がクリスマスとなる。
オランダのサンタさん
シンタクラース
オランダでは「シンタクラースが蒸気船に乗ってやってきた」という歌詞のクリスマスソングを歌う。大航海時代、スペインと交易していたオランダの人は、シンタクラースは裕福なスペインからプレゼントを持ってやってくる、と信じるようになったとの説がある。
イタリアのサンタさん
ベファーナ
1月6日にボロをまとったおばさん「ベファーナ」がほうきにまたがり空を飛んでやってくるとの言い伝えがある。良い子が用意した靴下の中にキャンディーやプレゼントを置いていってくれるが、悪い子には炭や灰を入れていくという。
南半球のサンタさん
クリスマスの時期に真夏を迎えるため、半袖やサーフィンをする姿のサンタクロースのポスターも一部で見られる。ただし一般的なイメージは北半球と変わらない。
ほとんどがヨーロッパ諸国って印象でしたね。個人的にはオランダのシンタクラースがツボです(^-^)
この無駄にも思える知識をうまく話の中に入れられれば、より楽しくなりそうですね( ̄∀ ̄)
それでは皆さん良いクリスマスを。