なぜ寒いとトイレが近くなるのか?【雑学】
寒いとトイレが近くなりませんか?
僕もその中のひとりです。今日はその理由を解明していきます。
寒いとトイレが近くなる理由
それは「寒冷利尿」という働きです。
寒くなると、体は体温を下げないように、手足の血管が収縮し、手足から体温が逃げるのを防ごうとします。
このため手足を流れる血液は減り、減った血液は内蔵に集まります。
すると尿を作る腎臓を通過する血液量が増えるため、尿が一時的にたくさん作られます。
つまり、 ① 末端部の血管が内臓に集まる
② 腎臓に血液流入が増えて、尿量が増える。
寒い時の排尿は、いつもの排尿とは少し意味が違い、余分に水分を排泄していることをほとんどの人は気づいていません。
水分補給のコツ
水分補給のコツとして、真水よりも、電解質や糖分を含むものが、吸収が早く効果的です。
また、塩分を含むものは、体に水分を保持しやすくなりますので、1度に全て補える経口補水液のようなものは、手間が省けるメリットがあります。
冬は脱水に特に気をつけてください。