フィリピンでタクシー会社にボラれた話。【旅行記①】
どうもこんにちは、大学1年生旅好きのしょうです。
2017年8月10日~15日にフィリピン、マレーシア行って来ました!
無計画、いきあたりばったり旅です(*゚▽゚)ノ
その旅の日記をもとに、今回は海外一人旅の魅力を少しでも伝えられたらと思います(^^)
*長編ですm(__)m
もくじ
1日め フィリピン
2日め マレーシア
3日め
4日め
5日め
6日め フィリピン
1日目 フィリピン
18才の僕の海外経験は、高校卒業の春に、1人で台湾いった 1回だけ。英語も話せなかったが 日々の生活に刺激を、新鮮さを、もとめて旅立った
この旅の予定はマレーシアに行くのがメインだったが、乗り換えにフィリピンしかも12h以上の滞在で、この状況になったのである。
朝に急いで荷作りをはじめる(←堕落w) 持ち物はリュックサックひとつだけ。あと腰巻きベルトにパスポートとお金入れた。
成田空港から手続きをスムーズに終えて、いざフィリピンへ。ちなみに航空会社は 評判の悪いフィリピン航空。出発―、、
と思いきや、なんと緊急避難設備の異常が確認されて、予定の1.5hおくれてテイクオフ。さすがフィリピン航空w
マニラ(ニノイアキノ)空港に到着。
とりあえず空港で少し両替💰レートは悪く1円≒0.45ペソ
極度の緊張と、不安、異国の地、かつ英語を声に出すのも久しぶりで おくびょうになってしまった。到着後2時間ほど、空港に引きこもってしまった...
しかし、とにかく行動しよう、何のために来たんだ!と自分を鼓舞🔥。とりあえず、あらかじめ予約してあったホテルに向かうことに。
歩いての到着を試みる。空港周辺の住宅地に入っていった…...完全に迷っていつの間にか空港に戻ってたww のだが!、この無駄にも思える住宅地を歩くという時間が、とんでもなく貴重で、危険で、刺激的で、僕の心はその光景を焼き付けた。
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車1台ぶんの幅の道路、というか通路。その両側をお世辞にもキレイとは言えない民家が並ぶ。通路では裸足で、鬼ごっこ(のようなもの)、なわとびで遊ぶ子供たち。目に覇気が感じられないフラフラ放浪している野良犬や猫。葉巻をふかす上裸のおっさん。、、
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もう自分にとっては全てが衝撃的で、想像しがたい光景だった。しかし、彼らにとってはこれが日常生活で、当たり前で、子供たちの目も希望に溢れてる。僕は悲しくなった。悔しかった。自分は今までどんだけの温室で育ってきたのだろう。そのくせ、その生活に大した感謝もせず生きてきた。もっともっと、世界を見なければいけない、視野を広く生きる。おそらく一生忘れないだろう。
ひたすら空港スタッフに聞きまくった。
するとホテルまでタクシーで送ってくれるタクシー会社(←怪しすぎるw)につかまった。
とりあえず自分を助けてくれる人が現れた、その安堵感でタクシーに乗ってホテルへ直行。
タクシーの運ちゃんは気さくなおっちゃんで、カタコトの英語の僕に合わせておしゃべりした。おっちゃんの妻への愚痴とか聞けて面白すぎるwホテルの受付嬢も優しい。
部屋に着くと、謎の自信に満ちていてwもうその時には、空港到着したてのおくびょうな自分はどっかに消えていた。
あ、そういえば、あのタクシー会社にはキレイにボラれた。
気持ちに余裕のなかった僕は格好のカモだったのだ😅これからは気をつけるつもり...
部屋は一人部屋なのにめちゃくちゃ広い。リビング、キッチンまである。が、肝心の冷蔵庫の電源が入らないwwwシャワーについて言わせてもらえば、吹き出し穴からみんな好き勝手な方向に飛び出していく問題児だったwツッコミどころ満載でやっぱり面白い(゜▽゜)
ホテルに着いて知ったのだが、このホテルはすでにマニラではなく、パラニャーケという地域に来ていた。実は空港からホテルまで、滑走路を跨いでいたのだ。それを知らずに予約した僕はバカであるw
夜になった。部屋にいてもつまらないので、パラニャーケの街にふらふら出た。イメージは汚く、車やバイクが無秩序に走る。信号もない。ガリガリにやせた犬や猫もふらふらしてゴミをあさったりしている。途中、屋外バスケットボール場があり、バスケしていた。そのバスケ場からは大音量で音楽が流れていてうるさいw
しばらく歩くと、セブンイレブンに着いた。セブンイレブンってここにもあるんだ...。中に入ってみると、日本のような品物はほとんどなく、その風土にあったお菓子や食べ物が売られている。全体的に日本の2/3くらいで安かった。特に水に関しては、500mlのペットボトルで約40円とかのもあった。
暇だったので、セブンイレブンの外にあるベンチで街の雰囲気を眺めていた。ちょうどセブンイレブンは交差点の一角にあったので、交通の流れが見えて、飽きなかった。
クルマ定員オーバーは当たり前。走っているトラックの荷台に、引っ捕まりタダ乗りしていく少年少女。自動ドアではないセブンイレブンのドアの開け閉めをボランティアでやって、お金を乞う5歳くらいの少年たち。運転するお母ちゃんのひざに小さい子供ふたりも乗せて、落ちそうなまま突っ走るバイク。
すっげえとこに来ちまったな、来れて良かった、見れて良かった、直接の肌で全てを感じられた。
しばらく座っていると、隣のベンチにかわいい女の子が座ってきた。素直に話しかけたい!と思った。というか、すでに話しかけていたw
初めはすっごい不審な目で見られていたが(←当然w)、それでもめげずに自己紹介を貫き通すと、「日本人」「一人旅」の人だと分かってもらえ、急に打ち解けあえたw彼女は友人と来ていて、その友人は今セブンで買い物中にということらしい。歳を聞いたら14才ということで、ビビったwwwあとから友人も来て、3人でそのベンチで雑談した。最後に連絡先も交換して、別れた。最終日、戻ってくるのでその時会えるかな〜(´nωn`)
部屋に戻って布団に入り、消灯して、真っ暗になった。車やバイクのクラクション、騒音、バスケ場のオーディオからの音楽.....街の夜は変わらずににぎやかである。